交通事故を起こした場合、3つの責任を負うことになります。

 

刑事責任の場合、人身事故を起こしたのならば相手が死んでしまうと自動車運転過失致死傷罪に科せられ、懲役・禁固7年以下あるいは100万円以下の罰金に科せられます。

ピーマン02

次に、行政責任とは公安委員会(行政庁)が行い、刑罰とは関係ありませんが免許停止、取り消し処分の事を言います。

 

これらの処分を受けた事が理由で刑罰の量刑は影響を及ぼしません。又、逆にどれほどの刑罰を受けたという点に関して、行政処分に影響を及ぼす事もありません。行政処分は点数制であり、事故の有無には関係なく道路交通法違反によって点数が加点され、それが一定値になった場合上記の処分が科せられるのです。

 

次に3つ目の民事責任について、民事責任とは民法又は自動車損害賠償法に基づく責任で被害者に対する加害者の賠償責任の事を言います。行政罰又は刑罰とは異なり独立する責任なので、行政責任又は刑事責任を果たしたからといって逃れられる部類のものではありません。

 

が、全く影響されないということでもなく、民事上の示談が成立することで執行猶予がつくなどのケースがあります。示談は原則やり直しが聞かないので、慎重な判断が必要でしょう。